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国分寺市不登校を考える親の会(さくら草の会)

通信259号 2026 9月26発行

次回の定例会は10月24日です。定例会は第四土曜日2時から4時。会場はひかりプラザの予定です。地域を問わずどなたでもご参加ください。参加無料、予約不要です。

事務局 石井ひろ子042-502-7558(留守電にメッセージを入れてください。おりかえします。) 

 

教育フォーラム「不登校を考える」

不登校・ひきこもりと地域に求められるもの

~子どもと歩む保護者たちの思いに寄り添って~

 

【日 時】2019年1月26日(土)午後2時~4時30分

【会 場】ひかりプラザ(203、204号室)

【講 師】広木 克行さん (神戸大学名誉教授)

【参加者】73名

 

(前回のつづき) どのステージも非常に大事で一つ一つのステージに固有の意味と価値があります。頭で分かれば心もすぐに変われるというものではなく、心はゆっくりと変わるものだからです。大切なのは今の自分の不安や迷いを大変だけれどしっかりと悩めるように、親の会に参加して自分のその思いを正直に話すことです。そこで知り合い共感できた友だちの話を聞きながら、自分が納得できたものを親子の関係の中で生かしていく。その積み重ねが不登校、ひきこもりの子どもを持つ親と家庭に求められていることだと思います。

ですから地域に親の会があることはとっても素晴らしいことです。皆さんのお手もとに配られた資料には、東京にある親の会がいくつも紹介されています。まだ参加されていない方はぜひそういう親の会に身を置いて、今の自分の気持ちを語り合いながら一つ一つのステージを焦らず大事に歩んで欲しい。それが子どもに本当に寄り添える親になっていって行く道筋だと確信しています。そのことをお伝えして最後にしたいと思います。

 

 今日は国分寺市ではじめてのお話しで、だいぶ緊張してお話させて頂きました。大切なことはやはり子どもの気持ちを大事にする中で、子どもの能動性を尊重するような関係づくりを心掛けていただく事です。多くの事例が教えていることは、そうすると子どもはきっと動き出すということです。子どもと日々を過ごす時間を大事にして、子どもが発する言葉を宝物のように大切にしながら、子どもの生きる力を高めていっていただきたいと思います。不十分な話でしたが、最後まで真剣に聞いてくださってありがとうございました。

 

(なお、この講演で紹介した事例は、個人のプライバシー保護のために事実そのままの記録ではなく、趣旨を変えない範囲で表現上の工夫をしていますので、ご了承下さい。)

 

注

*1 石坂啓「学校に行かなければ死なずにすんだ子ども」幻冬舎 2001年

*2 朝日新聞 「声」欄より 2018年2月25日 

*3 浜田寿美男「子ども学序説-変わる子ども、変わらぬ子ども」岩波書店 2009年

 

司会 今日は本当にありがとうございました。

 

アンケートの感想・意見より 

 

・広木先生のお話この度初めて聞かせていただきました。我が子は約5年間登校渋りから後半2年半は完全不登校です。子どもの苦しみを理解していると、自分では今まで思っていましたが、やはりこの数年、なんとか登校してほしいという気持ちが先立ち、どうしたら登校できるようになるのか…という気持ちが、今思えば強かったと思いました。子どもの苦しみを理解していない自分に気づかされました。まずは、子どもの今の苦しみを、もっと、耳を傾けて理解していきたいと思います。ありがとうございました。(女性40代)

 

・国分寺市ではこのようなイベントを行っていることをとてもうらやましく思います。過去の内容を見ても「不登校」についての講演が多く、びっくりしました。広木先生のお話は何回きいても心にひびきます。ありがとうございました。(女性40代)

 

・子どもが不登校になった原因を子ども自身や学校に求め、○○だから行けないんだと自分自身を納得させるために動いていたことに気づき、ハッとさせられました。子どもはシグナルを出し広木先生がおっしゃっていた「育ちなおし」を求めているのに、自分の価値観や世間体で子どもの気持ちと向き合うことが出来ていなかったと痛感しました。子どもと向きあえている時は料理がしたい、○○したいと話してくれるので、今後は自分がどうしたら良いと思うかではなく子どもが何をしたいかを大切に耳を傾けていきたいと思います。今日は貴重なお話しありがとうございました。(女性40代)

 

・「学びと聞きとる力」いちばん心にひびきました。幸いなことに私は比較的早い段階に学びの場にたどりつけました。困った困ったと話してまわっていたら体験者の話しをたくさん聞くことができ、大きな力になったと思います。親だけでなく先生方にもこのような話をぜひきいてほしいと思います。保健室の先生が来てくださっていてうれしかった。(女性40代)

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